北海道のマジシャンが語る──一人で頑張るのをやめた日。人に甘える勇気が人生を変えた。
- akkeyproject
- 10月31日
- 読了時間: 4分

北海道でマジシャンとしてひとりで戦っていた頃の僕へ
僕はもともと「全部自分でやりたい」タイプの人間でした。マジックの演出、音響、映像、集客、構成……すべて自分の力でやってこそ“本物”だと思っていたんです。
でも、北海道でマジシャンとして活動を続けていくうちに、あることに気づきました。「一人の力には限界がある」ということ。
努力で乗り越えられることもあります。でも“人との出会い”がもたらす力は、それをはるかに超えてくるんです。
出会いが繋がり、繋がりが形になる
たとえば、僕がマジックショーのプロモーション動画を撮影したいと思ったとき。お願いしたカメラマンさんが、別のカメラマンさんを連れてきてくれたんです。その人が、今では僕のYouTubeの撮影担当。
異業種交流会でたまたま知り合った人が、今では僕のショーの運営スタッフとして手伝ってくれていたり。
さらに、マジックバーに来てくれたお客様が、僕が主催するイベントのスポンサーになってくれることもあります。
北海道のマジシャンとして活動する中で、「出会いが次のステージを作る」瞬間を何度も体験してきました。
「お願いすること」は、実は悪いことじゃない
昔の僕は、“お願いすること=迷惑をかけること”だと思っていました。でも今はまったく逆の考えです。
お願いするって、相手を信頼しているということ。「あなたの力を借りたい」と伝えることは、敬意と信頼の表現なんです。
そして、お願いされた側にとっては――**「頼られることが嬉しい」**という気持ちもあるんですよね。
僕も、誰かから「アッキーさんにお願いしたい」と言われたら、すごく嬉しいですし、「よし、頑張ろう!」って気持ちになります。
僕が人にお願いするときの“たった一つの条件”
それは、その分野で自分より優れている人にお願いすること。
撮影なら、僕より上手い人。企画なら、僕よりアイデアがある人。ビジネスなら、僕よりお金や知識を持っている人。
そして何より、心から尊敬できる人。
お願いすることって、“依存”じゃなくて“尊敬の表現”なんです。だから僕は、どんな人にも「すごいですね」と伝えながら頼むようにしています。
甘えることは、弱さじゃない。人間の魅力だ。
僕は昔、“甘える=弱い”と思っていました。でも今は違います。
本当に強い人ほど、人に上手に甘えられる人だと思うんです。相手に頼ることで、相手の力を信じて、自分の可能性も広げていく。
「北海道 マジシャン」として活動する中で、僕が学んだのは“甘える勇気”の大切さでした。
人は誰かに支えられながら生きている。それを受け入れた瞬間、世界の見え方が変わりました。
「自分の知らない世界」に身を置いてみる
僕は意識的に“アウェイ”な空間に身を置くようにしています。異業種交流会に行ったり、初めて会う人とコラボしたり、自分が“場違い”に感じる場所ほど、ワクワクするんです。
その場で何かが生まれるかもしれない。あるいは、何も起こらないかもしれない。
でも大事なのは、**“出会いの扉を開けること”**なんです。その小さなきっかけが、後に大きなプロジェクトや運命的な出会いに繋がることがある。
「一人の力」から「チームの力」へ
大人になって一番感じたこと。それは、**「一人でできることは限られている」**という現実です。
だけど、誰かと組んでやると、・スピードが上がる・アイデアが広がる・モチベーションが続く
何より、楽しい!
北海道のマジシャンとして活動していて、いつも思うのは「人が人を育てる」ということ。僕一人では作れなかった景色を、仲間と一緒に見られる喜びです。
「お願いされるのは困ること」ではなく「信頼の証」
多くの人が誤解しています。お願いされる=面倒を押し付けられる、ではありません。
お願いされるということは、「あなたを信頼している」「あなたに任せたい」と思われているということ。
つまり、お願いされる側の価値が上がるんです。
だから僕は、誰かにお願いするときにこう思っています。
「アッキーさんに頼まれて嬉しい」と思ってもらえる存在になろう。
そのために日々、ブランディングを磨くし、誠実でありたい。“お願いしてもらえる人”になることが、プロの信頼だと感じています。
最後に伝えたいこと
人に甘えるのは悪いことじゃない。頼るのも弱さじゃない。
むしろ、それができる人ほど、チャンスを引き寄せ、成長していく。
もし今、「全部自分でやらなきゃ」と思っている人がいたら――一度、誰かを頼ってみてほしい。
あなたの周りには、あなたを応援したいと思っている人が、きっとたくさんいる。
💫まとめ
人に甘えることは信頼の表現
尊敬できる人にお願いすることで成長できる
「お願いされる」のは迷惑じゃなく、むしろ嬉しいこと
自分の知らない世界に飛び込むことで出会いが広がる
チームでやるからこそ、喜びも倍になる





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