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🎩若手マジシャン必読!出演料のリアルと、“ボランティア依頼”との付き合い方 + 営業トークのコツ

  • akkeyproject
  • 7月30日
  • 読了時間: 4分
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こんにちは、北海道札幌市のプロマジシャンのアッキーです!

今回は、マジシャンとして活動していくうえで避けて通れない2大テーマ、

  1. 出演料の考え方と交渉法

  2. 営業トークで信頼される伝え方

について、できるだけ具体的に・実践的にお話しします。

これからプロとして活動したい人、今まさに“ギャラの壁”や“営業の苦手意識”にぶつかっている人に読んでほしい内容です。


1. 出演料を考える前に知っておいてほしいこと

🎯「ギャラ交渉=お金の話」ではない!

ギャラ=技術・経験・時間に対する対価です。決して「お金にがめつい人」とか、「プロ気取り」ではありません。

自分を安売りしすぎると、こんなことが起こります:

  • お客さんに軽く扱われる

  • 業界の価格基準が崩れる

  • 自分自身が疲弊する

つまり、**ギャラの意識は“セルフブランディングの第一歩”**なんです。


2. 出演料の目安と考え方(アッキー流)

僕が若手の頃から基準にしている考え方を、以下にシンプルにまとめます。

✅ 出演料を決めるときの主な要素:

要素

説明

パフォーマンス時間

実演だけでなく、準備・待機・撤収の時間も含む

移動距離・拘束時間

遠方や長時間拘束はその分上乗せ

イベントの種類

個人イベント vs 企業イベントでギャラ感覚は違う

集客・宣伝効果の有無

メディア露出・SNS波及が見込めるか

技術的難易度

照明・音響・特殊道具などが必要な演目か


💸 ざっくりとした出演料の目安(若手基準)

内容

最低ライン(例)

個人宅での誕生日会(30分)

¥10,000〜

地域イベント・小規模会場

¥20,000〜¥40,000

企業パーティー

¥30,000〜¥100,000

ブライダル・ホテルイベント

¥30,000〜¥80,000

※交通費・機材費は別途が基本です。


3. 無償依頼への向き合い方と断り方

🔥よくあるボランティア依頼の言い方:

  • 「盛り上げてくれるだけで嬉しいんで!」

  • 「ギャラは出せないんですが、勉強や広告にはなると思います」

  • 「観覧無料のイベントなので、予算がなくて…」

✋そのまま受けてはいけない理由:

  • 無償でOKという噂が広がる

  • “ギャラを払う”という発想が主催者から消える、対応が悪い

  • あなたの価値が主催者の中で無料のマジシャンになる


🧊冷静に対処する方法(実践フレーズ)

✔ やんわり断る:

「現在、有償案件を優先してお引き受けしているため、申し訳ありませんが今回は見送らせていただきます。」

✔ 交渉の入口にする:

「ご予算に応じた演目やパフォーマンスの調整が可能です。お気軽にご相談ください。」

✔ “将来に繋げる”前提で対応:

「今回は特例として協力させていただきますが、次回以降は出演料も含めてご相談できればと思います。」

4. 営業トークのコツ ~「売り込まずに、信頼される」伝え方~

出演料の話以上に若手が苦手とするのが、営業トークです。でも実は、営業トークって“話し方の技術”じゃなくて、信頼される順番で情報を伝えることなんです。


🗣️営業トークで大切なのは順番と視点!

✅ 基本構成(アッキーが実際に使う流れ):

  1. 「なぜ自分がこの現場に合っているか」を伝える

  2. 「相手の目的」をヒアリングする

  3. 「目的に合った提案(演目や構成)」をする

  4. 「料金と内容のバランス」の説明をする

  5. 最後に“盛り上がる未来のイメージ”を描く

💡トーク例(企業イベントへの提案時)

「御社の〇周年イベントにあたって、“お客様と社員が一緒に楽しめる時間”を作りたいとお考えなら、私が行っている参加型マジックショーがぴったりだと思います。私の演目は基本15〜20分で、今回のイベントの年代のお客様にも楽しんでいただけるよう構成されています。会場の規模や照明の条件に応じて、演目内容を調整できます。予算感は10万円〜15万円前後で、過去にも似た規模でご好評いただいています。」

🙅‍♂️NGな営業トークの例

  • 「なんでもできます!何分でもいいです!」

  • 「安くやりますよ!交通費だけでOKです!」

  • 「今実績作り中なので…無料でも…」

→こういう言い方は、不安を与えるだけです。逆に、プロとしての自信と軸を見せることが、信頼に繋がります。


5. 最後に ~若手マジシャンへ伝えたいこと~

どんなに良いマジックができても、ギャラの話や営業が苦手で損をする人は本当に多いです。でも、**そこも含めて「プロの技術」**だと、僕は思っています。

だからこそ、出演料や営業のことをネガティブに捉えず、


🎯本当のライバルは誰か?

僕たちマジシャンのライバルは、決して“他のマジシャン”ではありません。

本当のライバルは——ビンゴ大会だったり、豪華景品の抽選会だったり、ゲスト芸人さんの一発ギャグだったりします。

イベントの中で「どれだけ印象に残れるか」、「次も呼びたいと思ってもらえるか」、そこが勝負です。

だからこそ、演技だけでなく、自分の価値を正しく伝える営業トークやギャラ交渉も、すべて含めてマジシャンの“演目”なんです。

あなたのマジックが、その日一番の“記憶に残るエンタメ”になりますように。


 
 
 

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