北海道のマジシャンアッキーが語るデビッド・カッパーフィールド|人生を変えたラスベガスのマジックショー
- akkeyproject
- 2 日前
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北海道のマジシャンアッキーが初めて出会った世界一のマジシャン
僕がデビッド・カッパーフィールドを初めて見たのは、小学生の頃だった。
テレビ番組の「世界まる見え」や「マジック王国」だったと思う。
当時カッパーフィールドは世界ツアーの真っ最中で、日本でも特集番組が放送されていた。
子どもだった僕はテレビを見ながらこう思った。
「東京にはこんなマジシャンが来るんだ」
でも同時に思った。
自分とはまったく関係のない世界の人だ。
北海道に住んでいる少年にとって、それは遠すぎる世界だった。
この頃の僕はまだ、将来自分がマジシャンとして生きていくなんて想像もしていなかった。
北海道のマジシャンアッキーが21歳でラスベガスへ
それから時が経ち、僕は19歳でプロマジシャンになった。
そして21歳の時、あることを思った。
「世界一のマジシャンをちゃんと見てみたい」
自分との差を知りたい。それが理由だった。
当時の僕の貯金は30万円。
でも僕はその全額を使ってラスベガスへ行くことを決めた。
帰国したら本当にお金ゼロ。
今思うとかなり無茶だったけど、それでも行く価値があると思った。
ラスベガスには4泊6日で滞在した。
その旅では
・シルクドゥソレイユ「KA」・シルクドゥソレイユ「O」・ダークアーサー・ネイザンバートン・海賊ショー・噴水ショー・火山ショー
など、とにかく見られるショーを片っ端から見た。
でもその中でも一番の目的はもちろん
デビッド・カッパーフィールド
だった。
MGMグランドホテルで見た伝説のショー
ショーが行われていたのはラスベガスの MGMグランドホテル。
当時僕は奮発して約3万円のチケット を購入した。
しかも席は
2列目。
正直、震えた。
そしてついにショーが始まる。
カッパーフィールドが登場した瞬間、鳥肌が止まらなかった。
覚えている演出は今でもはっきりしている。
・バイクで登場するオープニング・ネクタイが踊り出すマジック・巨大な車が現れるイリュージョン・巨大なファンに吸い込まれてテレポーテーションする演出
どれも衝撃だった。
そして僕の席はちょうどステージ横の階段の近く。
思わず手を出したら
ハイタッチしてくれた。
もうその瞬間、
完全に大ファンになった。
ショーが終わったあと僕はホテルへ帰りながら
「やばいやばい!」
って言いながらジャンプしていた。
今思い出しても笑うくらい興奮していた。
北海道のマジシャンアッキーがカッパーフィールドにハマった理由
帰国してから僕は完全にカッパーフィールドにハマった。
過去に出演したテレビ番組をネットで探して片っ端から見た。
オークションで未公開映像を入札したこともある。
とにかく見まくった。
そして2年後、またラスベガスへ行った。
もちろん
カッパーフィールドを見るために。
それから何度もラスベガスへ行き、僕はこれまで
10回弱カッパーフィールドのショーを見ている。
他のショーもたくさん見ているけど、
僕にとってカッパーフィールドは
特別な存在だ。
マジックは物を動かすものじゃない
マジシャンは普通、
物を動かす。
カードを消す。コインを出す。人を浮かせる。
でもカッパーフィールドは違った。
彼がやっていたのは
心を動かすマジック。
それぞれのイリュージョンに必ず
・子どもの頃の思い出・そのマジックとの出会い・演じる理由
があった。
僕もそれを見て
「マジックには意味が必要なんだ」
と思うようになった。
それから僕のショーでも
マジックを演じる理由やストーリーを大事にするようになった。
カッパーフィールドは僕の恩師
僕はカッパーフィールドと直接話をしたことはない。
でも僕にとっては恩師のような存在だ。
一方的だけどね(笑)
でも確実に言えることがある。
カッパーフィールドは
マジックの夢を広げてくれた人。
MGMグランドのショーが終了
そんなカッパーフィールドのショーが
2025年4月30日で終了する。
25年間続いたMGMグランドホテルでの公演が幕を閉じる。
これは引退ではなく新しいプロジェクトに向けての決断らしい。
でも僕は思う。
今年で70歳。
1日2回公演祝日は3回公演
これを何十年も続けてきた。
もう十分すぎるほど戦ってきたと思う。
本当は最後にもう一度見に行きたかった。
でもスケジュール的に今回は難しそうだった。
いつか見たいは、見れなくなる
僕はいつも思う。
「いつか見たい」は見れなくなる。
見たいと思ったら
動かなきゃダメだ。
その一歩を踏み出すかどうかで
人生は変わる。
21歳の時、
貯金30万円を全部使ってラスベガスに行った。
あの決断は
間違いなく
僕の人生を変えた。
カッパーフィールドのもう一つの夢
カッパーフィールドにはもう一つ有名なものがある。
それが
マジックの博物館。
正式には
International Museum and Library of the Conjuring Arts
世界最大級のマジックコレクションだ。
ハリー・フーディーニの水槽など歴史的なマジック道具が大量に保管されている。
ただし
一般公開はされていない。
僕の予想だけど、
今回のショー終了は
このコレクションを公開する施設を作るためじゃないかと思っている。
もしそうなったら
絶対に見に行く。
これはもう確定。
北海道のマジシャンアッキーの夢
僕北海道のマジシャンアッキーの夢は
日本にラスベガスのようなショービジネスを作ること。
北海道でも札幌でも
ショーを見に行く文化を作りたい。
それはカッパーフィールドが僕に見せてくれた世界だから。
あのラスベガスの衝撃が
今の僕を作っている
いつか札幌をラスベガスに! !








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