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「北海道ナンバー1マジシャン」と言わなくなった理由|アッキーが選んだ“数字で語る”生き方

  • akkeyproject
  • 9月2日
  • 読了時間: 5分
帯広競馬場で観衆に囲まれてマジックを披露する20代の頃のプロマジシャンアッキー
「アッキーさんって、北海道ナンバー1のマジシャンですよね?」

ありがたいことに、そう言ってくださる方が今でもいます。でも、僕自身はもう“北海道ナンバー1”と名乗ることをやめました。昔は自分のブログやプロフィールにも堂々と書いていたし、むしろそう思われるために、必死になって活動していた。


今回は、僕がなぜその肩書きを使わなくなったのか、そして今どんな想いでステージに立ち、札幌すすきので**マジックバー「MGM」**を経営しているのか――僕なりの「マジシャン人生」の一部を、正直に綴ってみたいと思います。


若手の頃は「北海道で一番になる」ことだけを考えていた

10代の頃、札幌でパフォーマーを始めた僕には、明確な野心がありました。それは「絶対に北海道でナンバー1になる」ということ。誰よりも仕事をこなして、テレビにもたくさん出て、有名になって、マジック界のトップに立つ。そんなイメージを毎日のように思い描いていました。

そのために、努力は惜しまなかった。やりたくない仕事もたくさん受けましたし、パフォーマンスのことだけ考えていたい時期にも、ショーが終わったら帰宅して、自宅のプリンターでチラシを刷って、手で折って、封筒に入れて、宛名シールを貼って……。地味な営業活動を何時間も続けていました。

今でもたまにやってますけどね(笑)

「俺は北海道で一番有名なマジシャンになる!」そう思っていたから、毎日動き続けられたんです。


「ナンバー1」にこだわる意味が、自分の中で変わっていった

そんな日々を数年続けて、ありがたいことに仕事も増え、メディア出演も重ねてきました。

最近も北海道ローカル番組ですが

  • HTB「イチオシ!!」

  • STV「どさんこワイド179」

などに出演させていただきました。


テレビやイベントの出演本数、YouTubeの登録者数、口コミ数など――確かに数字的には、ある意味「ナンバー1」に近い結果を出せた時期もありました。

でも、ある時から、自分で「北海道ナンバー1のマジシャンです」と言うのが、なんだか恥ずかしく感じるようになったんです。


人と比べることをやめた日

きっかけは、ある地方イベントでの出来事でした。小さな会場に集まった親子連れの前で、30分のマジックショーをしたあと、一人のお父さんがこう言ってくれたんです。

「うちの子、今日のこと一生忘れないって言ってます」

その時思ったんですよね。この一言がもらえるなら、ナンバー1じゃなくていいって。

誰かと比べて勝ったとか負けたとかじゃなくて、“その日その場にいた人の心を動かせたかどうか”が全てなんだなって。

それからは、目の前のお客さんの「笑顔」「驚き」「感動」だけにフォーカスするようになりました。


それでも、やっぱり負けたくない気持ちはある

とはいえ僕は、「別に一番じゃなくていいんです〜」なんて綺麗ごとを言いたいわけじゃありません。

ぶっちゃけますが、僕は誰よりも努力できる才能があると思っています。

それはきっと、圧倒的な承認欲求の強さから来てるんだと思う。

「アッキーさんすごい!」「また会いたい!」そう言ってもらいたいがために、自分がやりたくないことも全部やってこれた。

わかりやすい例が、お酒。特に「テキーラ」って、誰が飲んでも苦しくて美味しくないじゃないですか(笑)

でも僕は、みんなが盛り上がるならって思って、あえて飲んだりする。あれって僕にとって、ある意味“パフォーマンス”なんですよ。痛みを受け入れてでも、人に喜んでもらいたい。

きっとマジックも同じ。「すごい技」って、実は地味な練習や我慢の積み重ねなんです。

「自分でナンバー1と名乗らない理由」=もう数字が証明してくれてるから

僕が今、「北海道ナンバー1」と名乗らなくても、ありがたいことに周りの人たちがそう言ってくれるようになりました。

  • 各種テレビ・イベントにも継続出演中

  • YouTubeでのマジック動画も全国から反響

「アッキーさんって、北海道でマジシャンといえば…って言われてますよね?」

そう聞かれるようになった今、もう自分で言う必要がないと思っています。


そして今日も、地味な努力を積み上げている

今こうしてこのブログを書いているのも、実はその一つ。

カリスマ性?たしかにあるかもしれません。でもそれは、地味な努力の上に積み上がった“信頼”があるからです。

だから今日も、ステージの前後にチラシを折って、SNSを更新して、LINE予約を返信して…。そういう全部の積み重ねが、僕の「唯一無二」なんです。


まとめ|ナンバー1より、オンリーワンへ

正直、今でも「俺が一番だ」と思ってます(笑)ただしそれは、誰かと比べての“一番”じゃない。目の前のお客さんを全力で楽しませる、自分にしかできない表現の一番。

だからこそ僕はこれからも、「北海道ナンバー1マジシャンです」とは言いません。その代わり、「あなたに一生忘れないマジックをお見せします」とは、胸を張って言えます。


🎩マジックショーのお店MGM|札幌・すすきのの隠れ家マジックバー

僕のマジックを実際に体験してみたい方は、ぜひすすきののマジックバー「MGM」へお越しください。

  • カウンター8席限定の少人数制

  • 近距離で見る本格プロマジックショー

  • 平日17:00〜/土日祝は昼から営業!

  • 小学生以下の来店もOK!(ご家族でも楽しめます)

📍地下鉄豊水すすきの駅 徒歩3分📞当日予約もお気軽に→【080-8156-2218】

最新スケジュール・ご予約は▶MGM公式LINE

「北海道でマジシャンといえばアッキー」そう言ってもらえるよう、これからも真摯に、地道に、天才であり続けます。


最後に「○○地区でナンバー1マジシャン」や「◯○県ナンバー1マジシャン」はブランディング的に正解です。もし自信があるなら絶対にプロフィールに書いたほうがいいです。

ただ言えることはそれをよく思わない人も一定数いるかもしれないです。


ただ自信の無いパフォーマーより僕は自信のあるパフォーマーの方が好き。

 
 
 

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