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【完全保存版】マジシャンのギャラ事情をぶっちゃけます|北海道 マジシャンとして生きる僕のリアル

  • akkeyproject
  • 9月30日
  • 読了時間: 5分
ゴム手袋を被って鼻息で割る芸をする若手マジシャンの頃のアッキー

こんにちは!北海道・札幌を拠点に活動しているプロマジシャン、アッキーです。

北海道 マジシャンって、ぶっちゃけどれくらい稼げるの?」「ギャラってどうやって決まるの?」「自分はいくらの価値があるのか?」

そんな疑問を、今日は完全ノーカットでお話しします。


ギャラの違いは「実力」だけじゃない

まず最初に言っておきたいのは、ギャラ=技術の高さではありません。もちろんパフォーマンスの質は大事ですが、それだけでギャラが上がるわけではないんです。

ギャラは、スキル × 演出力 × 営業力 × ブランド力 × 提供価値の掛け算で決まります。

つまり、同じレベルのマジシャンでも1万円の人もいれば30万円の人もいるというのがリアルな世界。

では実際に、どんな金額帯でどんなマジシャンが存在しているのか、具体的に見ていきましょう。


【1万円クラス】“趣味の延長”から脱却できていないマジシャン

この価格帯は、地域のイベントや身内の行事、ボランティアで「呼ばれる側にとってラッキー」なレベル。交通費込みで1万円。もしくはギャラなしで「交通費とお弁当だけ」みたいなケースも。

特徴:

  • マジックのレパートリーは少なめ(同じジャンルのマジックが多い)

  • 準備や演出が甘い

  • お客さんとのコミュニケーションが一方通行

  • 契約書も請求書も出せない(税務処理も未対応)

→プロとしてはまだ入口


【3万円クラス】“地域密着”で活動しているマジシャン

ある程度の経験があり、地域イベントや飲食店イベントなどで継続的に呼ばれているレベル。

特徴:

  • 20〜30分のルーティンショーが組める

  • お客さんの反応に合わせて対応できる

  • 見た目の整え方や道具の管理が安定している

  • パフォーマンス内容がワンパターンになりがち

→依頼者にとってはコスパが良くて安心


【5万円クラス】“安心感と満足感”がセットになっているマジシャン

このレベルから、「クライアントが安心できる」状態になります。

特徴:

  • 幅広い現場に対応可能(企業・学校・ホテルなど)

  • ステージ演出も含めた空間づくりができる

  • 機材や照明、音響の知識もあり、現場力が高い

  • SNSやホームページなどで情報発信も行っている

→北海道内のイベントでも多く求められる価格帯です。


【8万円クラス】“プロフェッショナル”としてリピートされる存在

この価格帯から「ブランド」が求められます。

特徴:

  • 客層や会場の雰囲気に合わせて構成を変えられる

  • 見せ方に物語性やメッセージがある

  • メディア出演歴や大会実績などが後押しになる

  • 写真・映像での見栄えにもこだわっている

自分が商品になっている感覚が必要です。


【10万円クラス】“イベントの顔”になれるマジシャン

企業イベントやメディア案件で多くなる価格帯。

特徴:

  • 名指しで「この人がいい」と依頼される

  • 現場のプロデューサーやディレクターと打ち合わせ可能

  • 台本・進行表の作成にも対応

  • SNS・テレビ・CMなどの露出経験が豊富

→依頼者は「この人に任せれば間違いない」と思ってくれています。


【20万円クラス】“出演料”ではなく“出演価値”で呼ばれる

この金額になると、スキルやネタの価値だけでは呼ばれません。

特徴:

  • ブランドコラボや有名施設のショーに出演

  • 他の演者やスタッフとの「共演価値」も高い

  • マジシャン自身が“広告塔”になる

  • ショー以外の部分でもお客様に印象を残せる

→実力と同じくらい**「存在感」や「話題性」**が重要になります。


【30万円〜50万円以上】“演者”ではなく“企画そのもの”になる

このクラスは、北海道でも数えるほど。

特徴:

  • 大型施設・テーマパーク・全国放送のテレビなどに出演

  • 特殊な機材を使用した大型イリュージョンも可能

  • 演出・照明・音響・映像など、総合プロデュース型

  • 「ショーだけ」ではなく「イベントの全体設計」を任される

→**「マジシャンを呼ぶ」のではなく、「この世界観を作りたい」**と指名されます。


北海道でマジシャンとして生きるということ

北海道は広く、都市部以外ではエンタメの選択肢が少ない地域も多くあります。

だからこそ、地方に“本物のマジック”を届けることには大きな意味があると感じています。

安さで選ばれるマジシャンではなく、“この人じゃなきゃ意味がない”と言われるマジシャンを目指していく。


ギャラを上げたいなら、まずは「自分の価値」を見つめなおしてみましょう。マジシャンとしての未来は、あなた次第でいくらでも広がります。


最後に:僕も最初は3万円のマジシャンでした

今では札幌・すすきのの「マジックショーのお店 MGM」で毎日ショーを行い、企業イベントやメディア出演も沢山ありますが、僕も最初は3万円以下の現場ばかりでした。

だからこそ、これからのマジシャンに伝えたい。

安売りせずに、でも地道に、しっかりとスキル・経験・信用を積み重ねていけば、ギャラは“自動で”上がっていきます。


北海道でプロマジシャンとして活動したい方へ、この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです。

📌 北海道 マジシャン|アッキー

札幌・すすきの マジックバー【マジックショーのお店 MGM】にて、毎日ステージマジックを公演中。企業イベント・TV・CM・観光施設などへの出張も対応しています。

 
 
 

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