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お笑い芸能事務所で1年間学んだ北海道プロマジシャンが教えるショーでの喋り方【北海道 プロマジシャン】

  • akkeyproject
  • 9月19日
  • 読了時間: 4分
沢山のお客様に囲まれてストリートマジックを披露する北海道のプロマジシャンアッキー

こんにちは。北海道を拠点に活動するプロマジシャンのアッキーです。マジックの技術はもちろんですが、パフォーマンスの要である「トーク力」にも強いこだわりを持っています。実は僕は18年前、北海道から東京へ行きアミーパークというお笑い芸能事務所で1年間トーク術を学びました。この経験が今のマジックショーの質を大きく引き上げています。今回は「北海道 プロマジシャン」の視点から、僕が実践しているショーでの喋り方について詳しくご紹介します。


なぜマジシャンに喋り方が必要なのか?

マジックとは単に「不思議な現象」を見せるだけではありません。観客の期待を煽り、笑いや驚きを作り出す「エンターテインメント」です。そこで大切になるのがトーク力。僕がマジックショーの作家さんに言われた言葉で忘れられないものがあります。

「アッキーのマジックは不思議だけど、面白くないんだよな」

この指摘を受けて、初めて気づいたのは「マジックは面白さも必要だ」ということでした。どんなに技術が高くても、喋りがつまらなければ観客は感情移入できず、印象に残りません。

そこで僕はお笑い芸能事務所に1年間所属し、プロの芸人さんたちから学ぶことにしました。


アミーパークでの1年間のお笑い修行

僕が所属していたのは「アミーパーク」という東京の有名なお笑い芸能事務所です。ここではU字工事さんやジュンイチダビットソンさんなど、今でも北海道で活躍する先輩芸人たちと同じ環境で学びました。僕は彼らと同期ではなく、先輩としての存在感を肌で感じながら、トークや間の取り方を吸収しました。

お笑い芸人の世界は厳しく、トークのスキルは日々鍛えられます。特に「間(ま)」の重要性や笑いを取るための話術は、マジシャンのトークにも応用できるものでした。


ショーでの喋り方のコツ:不要な話は削る

マジックショーのトークで最も大切なのは、「不要な話をしない」ことです。たとえば、オチに関係のない話が混ざると観客の集中力が途切れ、内容が伝わりにくくなります。

僕はショーのセリフを整理し、強調したい部分ははっきり伝え、不要な言葉は徹底して省いています。これにより観客は話の流れを追いやすくなり、マジックの驚きにより集中できるようになります。


間(ま)を使った喋り方で驚きと期待感を演出

もう一つ重要なのが「間(ま)」の使い方です。言葉と次の言葉の間に無音の時間を作ることで、観客の期待感を高めることができます。

この技術は非常に難しく、習得には時間がかかりました。僕が参考にしたのは、尺を気にせず間を楽しめるお笑いコンビ「ラーメンズ」や「東京03」のネタです。

テレビ番組の多くは時間制限があるため、リアルな「間」を味わいにくいです。

なので、ライブ映像やDVDなどでじっくり観察し、間の取り方を学びました。


北海道や地域ごとの客層に合わせたトーク術

「北海道 プロマジシャン」として大事にしているのは、地域ごとのお客さまの反応を読むことです。北海道はもちろん全国でパフォーマンスをしていますが、都道府県というよりは、イベントの雰囲気や客層でトークを変えています。


例えば、年配の方が多い場でTikTokのネタを使っても通じませんし、子ども向けのパーティーで歴史の話をしても理解されにくいです。だからこそ、その場のお客さまに合わせて内容や話し方を変える柔軟性が必要なのです。


後輩マジシャンへ伝えたいトーク力アップの秘訣

トーク力を伸ばしたい後輩には、まず「喋りが上手い人の話をたくさん聞く」ことを勧めています。

僕がよく参考にするのはダウンタウンの「ガキの使い」のフリートークや、松本人志さんの「放送室」です。こういった番組から、お笑いの「方程式」や会話のテンポを学べます。

そして大事なのは「自分の色を加えること」。どれだけ上手に真似しても、それだけでは面白くありません。自分の個性や経験をミックスして、オリジナルの話術を作りましょう。

また、経験を積み、現場数を増やすことで引き出しも自然に増えていきます。インプットとアウトプットを繰り返すことが、トーク力向上の近道です。


まとめ:北海道プロマジシャンとしての喋り方の極意

北海道でプロマジシャンとして活動する僕にとって、トーク力はマジックの魅力を最大限に引き出す武器です。お笑い芸能事務所で学んだトーク術は、技術だけでは伝えきれない感動を届けるための礎となりました。


これからマジシャンを目指す方、特に北海道で活動される方には、ぜひトーク力を磨くことを強くおすすめします。ショーの「間」や「必要な言葉だけを話す」テクニックを意識しつつ、自分だけの個性を加えていってください。


トークで魅せる北海道プロマジシャンとして、一緒に素晴らしいパフォーマンスを創り上げていきましょう。

 
 
 

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