プロマジシャンアッキーが教える、若手時代に絶対やるべきことリスト！YouTube学習から営業裏技まで！北海道プロマジシャンアッキー

こんにちは、北海道出身のプロマジシャン、アッキーです。今回は、これからプロのマジシャンを目指す若手の皆さんに向けて、僕が若手時代に実際にやってきた「やるべきこと」を全力でシェアします。

プロの世界はキラキラして見えますが、実際は楽しいことばかりではありません。好きなことで生きていくためには、嫌なことややりたくないこともたくさん乗り越えなければなりません。そんなリアルな経験談とノウハウを踏まえ、北海道や全国で活動するマジシャン志望の皆さんの参考になれば嬉しいです。

1. まずはYouTubeで世界のマジシャンを徹底的に研究せよ

僕が18歳で大道芸の道に進むと決めたとき、まだまだ現場での仕事はありませんでした。でも手持ち無沙汰で悶々と過ごすのではなく、YouTubeで世界中のマジシャンの動画をひたすら見続けました。

トランプマジック、コインマジック、大道芸、イリュージョンなどジャンル問わず、すべてチェック。技術だけでなく、舞台演出やトーク術、観客の盛り上げ方まで学びました。これは今でも続けている大事な習慣です。

また、自分が使う道具の見た目にもこだわりました。既製品をそのまま使うのではなく、カッティングシートや塗装でオリジナル感を出すことで、他のマジシャンとの差別化を図ります。無料のロゴ作成アプリも使いこなして、公式サイトやSNSに活用しました。

マジックの技術があっても、それを仕事に繋げるには「イベントの裏側」を知ることが超重要です。僕は休みの日にいろんなイベントに足を運び、どこが主催か、どんな協賛企業がいるのか、出店料や会場費はいくらか、補助金は使われているのかまで徹底的に調べました。

例えば、ケータリングカーの数や出店料の有無でイベントの規模や予算感が見えてきます。こういった情報は営業トークの説得力をアップさせるだけでなく、どんなマジックが求められているかのヒントにもなります。

これは僕の若手時代の裏技ですが、ホテルの入り口にある宴会場の使用予定表を見に行くこともしました。そこで書かれている企業名は翌年も同じ会場で懇親会やパーティーを開く可能性が高いです。

その情報をもとにリスト化し、営業をかけ続けることで仕事に繋げることができました。効果は絶大とは言えませんが、やらないよりは確実にチャンスが増えます。

今の時代、公式サイトやSNSの活用は必須です。僕も自分で公式サイトを作り、YouTubeやInstagramでパフォーマンス動画を定期的に発信しています。

お客様やイベント主催者はネットで簡単に情報を調べる時代。プロのマジシャンとしてのカリスマ性や実績、最新情報をいつでもチェックできることが信頼に繋がります。

また、SNSを使って全国のイベントやパフォーマー仲間と繋がることで、情報交換やコラボのチャンスも広がります。

マジシャンは華やかなステージだけが仕事じゃありません。集客のための営業、道具のメンテナンス、イベントの調整、時にはつらい思いもします。

でも、それらを避けていては夢は叶いません。僕もやりたくない営業電話を何百回もかけてきましたし、手間のかかる準備も毎回しています。

好きなことで生きていくために必要なのは「やりたくないこともやりきる覚悟と努力」。これがプロマジシャンとして成功するための一番大事なポイントだと断言します。

北海道出身の僕も、上京してから多くの困難を乗り越え、今では全国で活躍できるマジシャンになれました。YouTubeで学び、イベントの仕組みを読み解き、裏技営業を駆使し、ネットを最大限に活用すること。

そして何より、好きなことで生きていくためにやりたくないこともやる覚悟を持つことが成功への道です。

若手マジシャンの皆さん、このリアルな経験談があなたの未来の一助になれば嬉しいです。日本全国、そして世界へ羽ばたいていきましょう！