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北海道マジシャンの夢をつなぐ場所──MGMに誕生したマジックショップの裏側

  • akkeyproject
  • 2025年11月11日
  • 読了時間: 5分
 札幌にあるマジックショップMGM

🎩新たな挑戦:マジックバーMGMに生まれた“小さなマジックショップ”


札幌・すすきのにあるマジックショーのお店MGM公式サイトはこちら)。


このお店に、僕──北海道で活動するマジシャン「アッキー」が、ずっと心に描いていた新しい空間を作りました。それが、マジックバーの一角に誕生した「小さなマジックショップ」です。


ここでは、マジシャンが実際に使うプロ向けアイテムから、初心者やお子さんでも楽しめるマジックグッズまでを展示・販売しています。来店したお客様が実際に手に取り、目の前でマジックを体験しながら購入できる──そんな“実演販売”のコーナーを作ったのです。

でも、この小さなショップには、単なる物販以上の特別な想いが込められています。今日は、その裏側にある“物語”をお話ししたいと思います。


🪄原点は「マジックが大好きな少年」だった頃

僕がマジックに出会ったのは小学生の頃。デパートのおもちゃ売り場や東急ハンズのマジックコーナーは、まるで宝箱のようでした。誕生日プレゼントやお年玉はすべてマジック道具に消えていったくらい、マジックが好きでたまらなかったんです。

小学校高学年になると、マジックの先生・赤木先生に教えてもらうようになり、札幌で活躍していたプロマジシャンの沢しんやさんを紹介してもらいました。沢さんは、僕のステッキをラメで改造してくれたり、照明の当て方を教えてくれたり。小学生の僕にとって、それはもう“夢のような時間”でした。

そのうち「金森さん」という方に声をかけてもらい、札幌のアマチュアマジシャンが集まるサークルの発表会に出演することになりました。同じようにマジックを愛する人たちと関われたあの頃の体験は、今でも僕の中で輝く原点です。


🏠マジックショップとの出会い:夢の扉が開いた日

そんなある日、沢しんやさんが僕に言いました。「札幌にマジックショップがあるから行ってみたら?」そう言って手渡されたのが、「マジックショップ メビウス」のショップカード。

マンションの一室にあったそのお店に入ると、そこには見たこともないマジック道具がずらり。心臓がバクバクして、手汗をかきながらドアを開けたのを今でも覚えています。

迎えてくれたのは、店主の沢村さん

「マジック好きなの?」と聞かれ、「はい!大好きです!」と答えると、「どんなマジックやるの?」と笑顔で尋ねてくれました。

当時の僕はカードマジックではなく、ハンカチやロープを使ったステージマジックが中心。そう伝えると、「珍しいね」と言って、沢村さんは次々にマジックを実演してくれたんです。目の前で繰り広げられる不思議の連続に、小学生の僕は完全に心を奪われました。

それが僕にとっての“マジックショップという場所”の始まり。あの日のドキドキ感は、今でも鮮明に覚えています。


💫時間を越えた友情と、受け継いだ想い、北海道のマジシャン

やがて僕は大人になり、プロマジシャンとして活動を始めました。それでも、沢村さんとは交流が続き、一緒に旅行へ行ったり、ご飯を食べに行ったり。年齢を越えた不思議な“友達”のような関係になっていました。

そんな中、沢村さんが体調を崩され、お店を休むようになりました。ある日電話が来て、「ドライブ行かないか?」と。僕の車であちこち買い物をしたり、ご自宅でマジックの思い出を語ったり…。その時間はかけがえのないものでした。

やがて、「お店を続けるのが難しい」という話になり、沢村さんは「マジック道具」や「ショーケース」を僕に譲りたいと話してくれました。僕は「買い取るよ」と伝え、「店舗は難しいけど、ネットショップなら続けられるかも」と語り合いました。それが最後の会話になってしまったのです。


🧩残せなかったものと、残したかった気持ち

その後、「マジックメビウス」は閉店となり、

沢村さんに「どうして“メビウス”という名前にしたのか」──

「お店を作る時、どんな気持ちだったのか」──

その答えを聞くことはもうできません。ただ、僕の心の中にはずっと“あの空間の思い出”が残っています。これは余談ですがメビウスに行ったことがある人ならわかると思いますが僕は新店舗より旧店舗の方が好きです。

マジックが好きな人が集い、語り、目を輝かせながら新しい道具を手にするあの空気。その“場の力”を、どうにか今の時代に残せないかと考えるようになりました。


🪄MGMに誕生した「小さなマジックショップ」

そして2025年、ついに僕のマジックバー「MGM」の一角に、マジックの実演販売コーナーを作りました。プロも、初心者も、子どもも──みんながワクワクできる場所にしたかった。

お店に来た小さなお子さんが、マジックグッズをじっと見つめていると、あの頃の自分を思い出します。沢村さんが優しく見せてくれたように、僕もその子の前でひとつマジックをやる。その瞬間の目の輝きが、何よりのご褒美なんです。


💖感謝と、これからのこと

僕がマジックを続けてこられたのは、たくさんの人の支えがあったからです。赤木先生、沢しんやさん、金森さん、そして沢村さん。それぞれが僕に“マジックの道”を照らしてくれた恩人です。

だからこそ、僕は北海道のマジシャンとして、マジック文化の灯を絶やさないと心に決めています。「メビウス」のように人と人をつなぎ、誰かの夢のきっかけになる場所を作りたい。それが、この“小さなマジックショップ”を作った理由です。


✨おわりに:夢は受け継がれていく

マジックショップは、単なる物販の場ではありません。それは、マジックを愛する人たちの夢や情熱が交わる“場所”です。

僕が子どもの頃に感じたドキドキを、次の世代が体験できる空間を、ここ北海道から未来へつなげていきたい。

マジックは人を笑顔にする力がある。そして、その笑顔を生む場所がある限り、マジックの灯は、きっと消えない。


🪄 MGM公式サイトhttps://www.mgm-ak.com

🎩「北海道 マジシャン」アッキーが届ける、魔法と笑顔の空間へ。

 
 
 

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