地上波の深夜ローカル番組を作ってみたい!〜マジシャンアッキーのリアルな制作費用と人脈、挑戦記〜
- akkeyproject
- 9月9日
- 読了時間: 4分

こんにちは、北海道・札幌を拠点に活動しているプロマジシャンのアッキーです。YouTubeで自分の企画を作ってきた僕ですが、「地上波でローカル番組を作ったマジシャンって聞いたことある?」ということで、いつか深夜のローカルテレビ番組制作に挑戦したいと思っています。今回は、その制作の裏側や具体的な費用感、人脈などを実体験も踏まえて赤裸々にまとめてみました。
なぜ深夜ローカル番組を作りたいのか?
YouTubeで企画や内容を発信してきましたが、やはり地上波に乗せてみたいという想いが強いです。北海道では、マジシャンがローカル番組を作る例がほぼないので、自分がパイオニアになりたいと思っています。特に深夜枠は競争も激しくなく、僕のキャラクターにもマッチすると感じています。
ゴールデンタイムでの放送は夢ですが、現実的には難しいことも分かっています。深夜だからこそ、自由度が高く、個性的な企画が作れるのが魅力ですね。
深夜ローカル番組の特徴とメリット
深夜番組はゴールデンタイムに比べると予算が抑えられますが、番組内容の自由度が非常に高いです。大手の厳しい審査を通る必要もなく、クリエイティブなアイデアを形にしやすいのが魅力。僕の企画は「トゥルルさまぁ〜ず」や「伊藤家の食卓」のような、実験やゲームにチャレンジする内容を予定しています。視聴者に楽しんでもらいながら、ファン層をじっくり増やせる時間帯でもあります。
制作に必要な人脈とチーム構成
僕を含めて3人のチームで制作を考えています。
僕(マジシャン):メイン出演者で企画も担当。
トークが得意なMC:番組の進行や盛り上げ役。
アイドル風の女性出演者:視聴者の注目度を高めるため。
最低限の人数で動かすことでコストを抑えつつ、番組の魅力を最大化するのが狙いです。
具体的な制作費用の内訳
1. スタジオレンタル代
札幌周辺のレンタルスタジオを利用すると、1時間あたり2〜5万円が相場です。セットの規模や設備によって変動しますが、深夜帯は比較的安く借りやすいです。
2. 機材費
カメラ、照明、音響機器のレンタル費用は10万〜20万円程度。ただし、自前の機材や安価なレンタルを活用すれば抑えられます。
3. 人件費
出演者のギャラは1人あたり数万円〜。スタッフも自分たちで兼任すれば節約可能ですが、編集や撮影を外注すると追加費用が発生します。
4. 小道具・実験材料費
実験やゲームチャレンジ企画の場合、材料費が5万〜10万円ほどかかることもあります。
5. 放送枠費用
北海道の深夜ローカル枠で30分番組の放送枠は1回あたり10万〜20万円程度が目安です。頻度や時間帯で上下します。
スポンサー集めのポイント
例えば10万円のスポンサーを5〜10社集めれば、放送枠の確保が現実的になります。地元企業や観光業、飲食店など、地域密着のスポンサーが狙い目です。番組のコンセプトに合った企業をリストアップし、個別に営業をかけるのが効果的です。
自分たちで制作・売り込み vs 広告代理店(制作会社)に依頼
自分たちで制作・売り込み
メリット ・コストが比較的安く抑えられる ・企画や演出の自由度が高い ・制作のノウハウを直接学べる
デメリット ・すべてを自分たちでやるため時間や労力が大きい ・制作や交渉の経験がないと大変 ・放送局やスポンサーとの関係構築に時間がかかる
費用感 総制作費(スタジオ+機材+人件費+放送枠)で50万〜150万円程度。
広告代理店・制作会社に依頼
メリット ・放送局やスポンサーへのパイプがある ・制作のプロに任せられるので品質が安定 ・番組の企画から放送までスムーズに進む可能性が高い
デメリット ・費用が高額になる(手数料込みで2倍以上になることも) ・企画の自由度が制限されることもある ・途中での変更が難しいケースがある
費用感 1回あたり100万〜300万円以上になることも。企画内容や放送局による。
制作のリアルな苦労と学び
番組制作はスケジュールが非常にタイトで、撮影は一発撮りが基本なのでミスが許されません。企画段階から放送まで、多くの人と交渉や調整を繰り返す必要があります。また、編集作業も手間がかかるので、スタッフのスキルや体制づくりが大切だと痛感しました。
スポンサーとの信頼関係も重要で、番組を続けるためには丁寧なフォローアップが不可欠です。
まとめ:深夜ローカル番組制作を目指すあなたへ
地道な人脈作りと企画力で、ローカルの深夜番組は十分に実現可能です。コスト面やスタッフ体制、放送時間帯の特徴を理解し、自分たちの強みを活かした番組作りを心がけましょう。
自分で制作する場合は費用を抑えつつも、準備とスケジュール管理がカギ。制作会社に任せる場合はコストがかさむ分、安心感や放送実績を期待できます。
僕もこの挑戦を通じて、北海道の地元メディアでマジックの新しい魅力を伝え続けたいと思っています。





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