【人前で緊張しないコツ5選】プロマジシャンが教える「魅せる話し方」と心の整え方
- akkeyproject
- 7月7日
- 読了時間: 4分

こんにちは、北海道札幌のプロマジシャンのアッキーです。今回は「人前で緊張しないコツ」について、僕自身がこれまでのステージ経験や失敗から学んだことを、5つにまとめてみました。
これはマジシャンに限らず、会社のプレゼン・学校の発表・パーティーの司会など、人前で話す機会があるすべての人に役立つ内容です。
特に若手マジシャンの皆さんには、「ただマジックを覚えただけじゃ通用しない」というリアルも、先輩としてお伝えできればと思います。
✅1. 緊張は“悪者”じゃない。むしろ「戦闘モード」のサイン
緊張すると手が震えたり、声が上ずったりしますよね。僕も昔は「緊張してる自分=ダメ」と思っていました。
でもある時、尊敬する放送作家さんに言われたんです。
「緊張は、本気で向き合ってる証拠。逃げるな、使え。」
それからは、緊張してきた時に「あ、来た来た。集中力アップのタイミングだ」と思うようにしています。
✅若手マジシャンへ一言:観客の前に立つとき“緊張”は敵じゃなく、準備と経験で味方に変えられる武器になるよ。
緊張しているということは自分がこの場面に真摯に向き合っている証拠!本気の自分を褒めよう!
✅2. 話す前の「呼吸」をナメないで
これは本当に地味ですが、効果は抜群。
ステージ前、4秒吸って→4秒止めて→4秒吐くという呼吸を3回やります。これをするだけで、心拍数が落ち着いて「自分を取り戻せる」んです。
この呼吸法、マジック業界だけでなく、プロのアナウンサーや声優も使っています。
ワンポイント:“呼吸”は唯一、自分でコントロールできる「心のスイッチ」。
✅3. 「一人に語りかける感覚」で話す
100人の前で話すと「全員にウケよう」としがち。でもこれは逆効果。むしろ、一人の観客にだけ話しかけるようにすると、言葉に温度が出て、結果的に伝わりやすくなります。
僕がステージで意識しているのは、「その場で一番楽しんでくれている人」に向かって語りかけること。
笑いは感染していきます!受けてるところに畳みかけることで効果を最大化します
若手マジシャンへ一言:全員を“見ようとする”より、“一人とつながる”方が会場の空気を掴めるよ。
✅4. 最初の“15秒”に全力をかける
マジックに限らず、プレゼンやトークでも大事なのは最初の印象。観客は無意識に「この人、見たいかどうか」を最初の15秒で決めます。
だから僕は、最初の一言・仕草・立ち方に全神経を集中させます。
・声のトーンは少し高め・姿勢は胸を張る・目線は客席の中心へ
この3つを守るだけで、最初の印象はグッと良くなります。
裏技:「最初のセリフ」だけは100回練習して、“無意識で出せる”状態にしておこう。
✅5. 「失敗OK」のマインドセットを持つ
これは、マジックをする上でも一番大事なことです。
人前で話す・披露するというのは、ある意味「失敗の可能性がある挑戦」。でも、それを恐れていたら何もできません。
僕自身、音響トラブルでマイクが入らなかったり、道具が風で飛んでいったり、数えきれないほどの“事故”を経験しました。
でも観客は、完璧なショーより、人間味のある瞬間を覚えてくれたりするんです。
若手マジシャンへ一言:「失敗しても大丈夫」と自分を許すこと。それが、ステージで“堂々と立てる”最大の武器になる。失敗しても投げ出さずその後の対応で観客が味方になるかが決まるよ!
🎯まとめ:緊張しない=準備と考え方の積み重ね
最後にもう一度、ポイントを振り返ると…
✅人前で緊張しないための5つのコツ
緊張を“使う”マインドを持つ
呼吸で心を整える
一人に語るつもりで話す
最初の15秒を極める
「失敗OK」の気持ちで挑む
こうした小さな積み重ねが、ステージでの自信に繋がっていきます。
マジシャンとして、人前に立つあなたに、少しでもこの経験が役立てば嬉しいです。
🎩おわりに:僕が緊張せずにステージに立つ理由
僕は緊張しません。正確に言うと緊張を楽しんでいます!
それがあるからこそ、お客さんに**“本気”で向き合えている**気がするんです。
このブログが、これからステージに立つあなたの背中を少しでも押せたら嬉しいです。
感想や「こういう時どうしてる?」など、気軽にコメントやメッセージもらえたら、めちゃくちゃ嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございます! !
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