🎬✨北海道マジシャンの僕が KUNOICHI から受け取った“挑戦の本質”と、36歳から始まる映画のような人生の話
- akkeyproject
- 11月26日
- 読了時間: 5分
![女性版SASUKE[KUNOICHI]](https://static.wixstatic.com/media/015db7_88da702c3b154c0f97014ab2d966f6bb~mv2.png/v1/fill/w_980,h_515,al_c,q_90,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/015db7_88da702c3b154c0f97014ab2d966f6bb~mv2.png)
■ はじめに──「北海道 マジシャン」として見た挑戦の物語
最近、たまたまTVerで見始めた TBS『KUNOICHI』 に、僕は思わぬ形で心を奪われた。KUNOICHIは、女性たちがアスレチックに挑む“SASUKEの女性版”のような番組だ。
最初は軽い気持ちだった。「ちょっと見てみるか」その程度だった。
ところが──見始めたら止まらなかった。
ただのアスレチックでもなく、単なる競技でもない。画面の向こうにあるのは、
挑戦する人の人生そのものだった。
北海道 マジシャンとして生きてきた僕にとっても、表現者として胸に刺さるものがあった。
■ 心に刺さったのは、前回失敗した選手が“できるようになった瞬間”
KUNOICHIの中で、僕が一番感動したシーンがある。
それは、
前回できなかった難関をクリアした瞬間。
その選手は前回落ちてしまい、その後もずっと悔しさを抱え続けていたらしい。
でも今回、彼女はその壁を越えた。
跳んだ瞬間、つかんだ瞬間、クリアした瞬間──
全身で喜びが溢れ出ていた。
「この日のためにずっと練習してたんだ」それが一瞬で伝わる、あの表情。
僕は思わず声が出た。
それはただの成功ではなく、人生を賭けた“物語の1ページ” だった。
■ 番組の構成が最高だった理由──“挑戦の背景”を伝えてから本番を見せる
KUNOICHIが素晴らしいのは、倒すべき壁だけじゃない。
挑戦者の
これまでの努力
練習風景
思い
家族の声
過去の失敗
支えてきた人たち
そういった“背景”をちゃんと視聴者に伝えてから挑戦シーンを見せるところだ。
これこそ 物語の力 だと思う。
そして僕は気づいた。
■ 僕も大道芸時代に同じことをしていた
大道芸人として活動していた頃、僕はよくこの方法を使っていた。
技やトリックを見せる前に、あえてこう言う。
「この技は何度も挑戦していて、今日こそ成功させたいんです」
お客さんは“頑張っている人”のストーリーに共感してくれる。
パフォーマーが作りたいのは、驚きだけじゃない。
“応援したくなる空気”“共感”“ドラマ”
これがあるパフォーマンスは、絶対に強い。
■ 「北海道 マジシャン」として気づいた“30分のショー”の本当の意味
よく僕たちは勘違いしてしまう。
「30分でいかにすごい技を見せるか?」
「いかに楽しいパフォーマンスで盛り上げるか?」
……もちろん、それは大事だ。
でも本当は違う。
本当に大事なのは“30分で作る物語ではなく、人生で作る物語”なんだ。
30分のショーは、あくまでもきっかけ。
北海道 マジシャンとして僕が見せたいのは、
“アッキーという人間が、これからどんな面白い世界を作るのか?”
ここなんだ。
■ 僕には夢がある──サーカス・専用劇場・そして地上波番組
僕にはずっと抱いてきた夢が3つある。
① サーカスを作る
② 自分の専用劇場を作る(絶対叶えたい)
③ 自分のテレビ番組(地上波で)を持つこと
YouTubeも良いけれど、テレビにはテレビにしかできない“物語の作り方”がある。
できればレギュラー番組を持ちたい。ずっと心の底でそう思ってる。
■ 36歳で気づいた「頼ること」の価値
20代の頃、僕はずっと“すごい人に見られたい”と思っていた。
人に甘えることができなかった。
でも36歳になって、初めてこう思えた。
「頼ったっていいんだ」
甘えることを覚えた。
それだけで、世界が広がった。
スピードも変わった。
1人で頑張るよりも、誰かと一緒に走ったときのほうが遠くへ行けることを知った。
■「北海道でプロマジシャンになりたい人」へ伝えたい言葉
僕が伝えたいメッセージは1つ。
君の人生を映画にしたとき、売れる作品にするために“主人公のように動いてほしい”。
主人公は、挑戦する。
恐れながらも前に進む。
物語の序盤でダラダラしていたら、誰も観てくれない。
でも挑戦していたら、必ず誰かが見てくれる。
■ 僕が実際にやっている“主人公の動き”
毎日ブログを書く
SNSを更新する
「ゆるけん」を始めた(YouTube)
イリュージョン道具制作のYouTube番組も構想中
毎日必ず“未来のための何か”をやる
新しい挑戦を1つ始める
路上時代から続けてきた「毎日現場に立つ」精神は今でも生きている。
そして今は、10個挑戦して1個成功すればOKだと思っている。
止まりたくない。
走り続けたい。
■ 人生80分の映画──僕は今36分目。ここから物語が盛り上がる。
80分の映画があるとして、僕は36歳。物語の“36分目”。
ストーリー全体が見え始めるところだ。
40分(40歳)に向けて、ちょうど物語が大きく動き出すタイミング。
60分(60歳)でエンディングの気配が見えてくる。そのとき僕は、
大成功しているのか
大失敗しているのか
どんなラストに向かっているのか
それは誰にもわからない。
だからこそ──
**今、動くしかない。
今、吸収するしかない。今、挑戦するしかない。**
そのために、僕はYouTube「ゆるけん」を始めた。(これです👇)https://youtu.be/5n2fLuHw9Lg?si=o_Rfhf8WW12PfolQ
まだまだ粗削りだけど、これもいつか僕の“資産”になる。
■ 結び──挑戦する人は、必ず評価される世界であってほしい
KUNOICHIを見てあらためて思った。
頑張っている人は、必ず誰かが見てくれている。
挑戦する人は、必ず評価されるべきだ。
北海道 マジシャンとして、僕はそんな世界を作りたい。
そして、挑戦し続ける人が輝く未来を作りたい。
今日も僕は挑戦している。明日も挑戦する。
物語の主人公として生きるために。





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