top of page
検索

【北海道 マジシャンの挑戦】なぜ北海道での集客は難しいのか?リアルな課題と自主公演を成功させるための方法

  • akkeyproject
  • 10月5日
  • 読了時間: 5分
ステージで大量のお札を出現させるプロマジシャンアッキー

はじめに:北海道でマジックを届けるということ

どうも、プロマジシャンのアッキーです。

僕は今、北海道を拠点にマジシャンとして活動しています。そしてこの地域で活動していると、よく言われることがあります。

「北海道って、集客めっちゃ難しいでしょ?」

これ、ほんとその通りなんです。僕自身、肌でひしひしと感じていますし、アーティストやミュージシャンの間でもよく話題になります。

例えば、オフィスキューの鈴井貴之さんも、「北海道は集客が難しい」ってずっと言ってますよね。実際に、どんなに面白くても、面白いだけじゃ人が来ない。そこには、ちゃんと理由があるんです。

この記事では、「なぜ北海道での集客は難しいのか?」というリアルな背景と、マジシャンとして僕がどう工夫しているかをシェアします。


なぜ北海道は集客が難しいのか? 5つのリアルな理由

1. 地理的に広すぎる!=移動がとにかく大変

北海道はめちゃくちゃ広いです。札幌でイベントをやっても、旭川や帯広、函館、釧路、稚内なんかからは簡単に来られない距離。

東京なら電車で1〜2時間あればどこでも行けるけど、北海道だと「車で4時間」とか普通にあります。これじゃあ、「ちょっと観に行ってみようかな」って気軽に来れる人が、どうしても少なくなるんですよね。

2. 人口密度が低くて、都市もバラバラ

例えば東京には1つの都市に1000万人以上が住んでるけど、北海道全体で約500万人。しかも都市が広く分散してる。

つまり、一か所でイベントをしても「そもそも人がいない」ってことが起こるんです。札幌で開催しても、道南や道東の人にとっては「行きたいけど遠すぎる」が現実。

3. 文化的に「様子見」する県民性

北海道の人って、真面目で優しくて礼儀正しい人が多いです。でもその分、新しいものに対してはちょっと慎重なところもあると思ってます。

「前に誰か行ってたら行こうかな」「SNSで話題になったら考えてみようかな」

こんな感じで、まずは様子見、周りの反応を見てから動くという人が多い印象です。これはエンタメ業界にとっては結構なハードルになります。

4. 経済的な壁:チケット価格が上げづらい

北海道は東京や大阪に比べて生活コストが低めです。だからこそ、イベントのチケット価格も自然と抑えめになりがち。

でも、ショーをやるには機材や会場費、人件費もかかる。結果的に、赤字覚悟じゃないと自主公演が成り立たないこともあります。

5. 機材の輸送費がバカ高い

これは北海道民なら誰でも経験あると思います。

「全国送料500円(※北海道・沖縄・離島を除く)」

子どもの頃から何度も目にしてきましたよね?そう、北海道はとにかく送料が高い!

これはイベント業界でも大問題で、たとえば木下大サーカスが北海道で公演をやるときは、機材の輸送費だけで5000万円かかるっていう噂もあるくらい。

つまり、「北海道だけツアーから外される」なんてことも普通にあるわけです。この交通と輸送の壁は、本当にでかい。


僕が北海道で自主公演を成功させるためにやっていること

それでも僕は、北海道でマジシャンとして生きていきたい。だからこそ、工夫して、考えて、行動しています。

以下は、僕が実際にやっている3つの戦略です。

① 手売りチケットで人に会いに行く

今の時代、ネットで買えるのは当たり前。でも、「会って買ってもらう」ことには特別な意味があるんです。

僕が直接会ってチケットを渡すと、その人はただのお客さんじゃなくて「応援してくれるファン」になってくれます。

もちろん時間も交通費もかかる。でもその一枚が、次のステップにつながるんです。

② SNSを毎日更新する(とにかくしつこく)

イベントの告知って、1回じゃ伝わりません。人は何度も見て、やっと「行ってみようかな」と思うんです。

僕は、しつこいって言われるくらい毎日SNSで発信しています。今日の準備、練習風景、チケットの動き、気になったこと——全部コンテンツです。

「北海道 マジシャン」として知ってもらうには、これが一番の近道。

③ 準備段階からドラマを見せる

僕がすごく意識してるのが、**「練習から見せる」**ってこと。

たとえばドラマって、最終回だけ観ても感動しないですよね?ちゃんと1話から観てるから、ラストで泣ける。

マジックショーも同じで、「準備の様子」や「作り込んでる姿」を見せていくと、お客さんの中でドラマができるんです。

  • 練習風景=本編

  • 本番のショー=最終回

こうなると、「絶対観に行きたい」ってなるんです。パフォーマーはただ舞台に立つだけじゃなくて、日常からファンと物語を共有することが大事なんだと思います。


まとめ:北海道でマジシャンをやるって、ハードだけど面白い

「北海道は集客が難しい」これは本当にその通り。正直、大変なことだらけです。

でも、だからこそやりがいがあるし、来てくれる人との繋がりが本当に深い。

  • 地理的ハンデ

  • 経済的な壁

  • 文化的な慎重さ

  • 輸送コストという重圧

これら全部を背負ってでも、僕は北海道でマジシャンを続けたい。

なぜなら、ここでしか出会えない感動があるし、ここでしか届けられないマジックがあるからです。

もしこの記事を読んで、「北海道のマジックって面白そう」と思ってくれたなら、ぜひ一度、僕のショーに来てみてください。

そして、自分も何かを表現したいと思ってる人がいたら、一緒にこの広い北海道で挑戦しましょう!

 
 
 

コメント


bottom of page